知って安心 犬の基礎知識 Q&A
Q 飼育に関しての様々なトラブルに関して?
A
犬の場合 発情は通常女の子にみられるものです
発情中の女の子の尿中には男の子をひきつけるフェロモンが含まれており
男の子は発情中の女の子に誘発される形で反応が起こります
男の子は数キロ離れていても発情中の女の子の匂いを察知できるといわれ
誘発された男の子は発情した女の子を必死に追いかけるようになったり
男の子同士でケンカになったりすることもあります
犬の発情は6~10か月の周期で起こり 1年に約1~2回の周期で発情を繰り返します
初めての発情は発情徴候が目立たないこともあり
飼い主さんが気付かないうちに終わってしまっていることもあるようです
小型犬の発情周期は短く 大型犬は長い傾向があるといわれており
ほとんどの犬種では1年に2回の発情を迎えます
1.発情時の体調の変化
陰部の腫脹や発情出血などの体の変化だけではなく 頻尿・食欲不振・消化器症状
などを示す犬もいます
発情に伴う体調の変化が大きい場合は 早めに動物病院を受診しましょう
2.周囲への配慮
未去勢の男の子は発情中の女の子の匂いに敏感に反応します
お散歩など 男の子との接触が考えられる場合には 追いかけ回され
ケンカに巻き込まれるなどのトラブルが考えられます
犬の受胎可能な期間は長く 約7日間(排卵前2、3日~排卵後4、5日)とされており
望まぬ妊娠を防ぐ意味でも お散歩に出かける際には
リードや首輪が外れやすくなっていないかをしっかりとチェックしましょう
また 「犬が今 発情中であること」を周囲の飼い主さんに伝え
相手の犬との距離をとるなど しっかりとした注意が必要です