知って安心 犬の基礎知識 Q&A
Q 子犬飼育に関しての基礎知識って?
A
2-3か月齢で子犬を迎えることが多いかと思いますが迎え入れたばかりの子犬は
まだまだ健康上は不安定で体調を崩しやすく病気にもかかりやすい状況です
お家でできることは 元気食欲に問題はないか 何か異常は感じないか
子犬の様子を良く観察することともに 適切な栄養バランスのとれた
子犬用のフードを与えることです
1.犬のパルボウイルス感染症(パルボ)
このウイルスは非常に伝染力が高く 感染した場合とくに
8~12週齢の子犬の死亡率が高いと言われています
母親からの移行抗体が低下してくる6週齢以降の子犬や 子犬でなくても
ワクチンを接種していない あるいは接種していても不完全な場合には
感染のリスクが高まります
現在ではワクチンが普及しており 世界獣医師会(WSAVA)では
6~8週齢で初回の接種 その後は2~4週ごとに16週齢以降まで
接種するというワクチネーションガイドラインを出しています
2.ジステンパーウイルス感染症
このウイルスもきわめて伝染力の強い感染症で 感染すると呼吸器症状や
消化器症状など多様な症状を示し 神経症状に進行することも多くあります
ジステンパーに対しても ワクチン接種がかなり有効です
いくつかの感染症と混合のワクチンになっているので 1回目のワクチンを
6~8週齢で接種し その後に再度接種します
1回または2回の接種を受けていれば免疫がつくそうです
愛犬に適切なワクチンを接種するには 接種時期や接種回数が
個々の状況に応じて変わるため 獣医師に相談しましょう